ホームページはワードプレス以外でも作れる?個人・店舗向けツール5選と選び方
公開日: 2026-04-12
「ホームページを作るならWordPressしかないの?」
「ワードプレスって難しそうで、自分には使いこなせないかも......」
実は、ホームページはWordPress以外でも十分に作れます。ノーコードで直感的に操作できるツールや、制作会社が使うフロントエンドフレームワークなど、選択肢はここ数年で大きく広がりました。
この記事では、ホームページのワードプレス以外の選択肢を個人事業主・店舗向けにわかりやすく比較・解説します。

WordPressが使われてきた理由と変化
WordPressは世界中で使われているCMS(コンテンツ管理システム)で、W3Techsの調査によると世界中のWebサイトの約42.5%がWordPressで構築されているとされています。
(出典:Usage Statistics of Content Management Systems|W3Techs)
無料・オープンソースで使えること、プラグインで機能を拡張できること、SEOに対応しやすいことなどが普及の理由です。
ただし近年、「WordPressがすべての用途に最適か」という問いに対する答えは変わりつつあります。
- セキュリティ管理の手間: プラグインや本体のアップデートを怠るとリスクが高まる
- 表示速度: プラグイン追加や設定次第でサイトが重くなりやすい
- 初心者には難しい: サーバー設定・プラグイン管理など技術的な知識が必要な場面がある
- ノーコードツールの台頭: STUDIOやWixなど、より手軽に使えるツールが増えた
WordPressがオワコンというわけではありませんが、用途や規模によってより適したツールが存在するようになってきました。
ホームページのワードプレス以外のツール5選
1. STUDIO(ノーコード・デザイン自由度が高い)
STUDIOは国産のノーコードWebサイト作成ツールです。ドラッグ&ドロップ操作でデザインを自由に組み立てられ、コーディング不要でオリジナルデザインのサイトを作れます。
- コーディング不要でデザインの自由度が高い
- レスポンシブ対応・SEO設定も可能
- 無料プランあり(独自ドメインは有料プラン:月額980円〜)
向いているケース: デザインにこだわりたい・コードを書けない・オリジナルサイトを持ちたい個人・店舗
WordPressとの比較では「STUDIOの方がデザインしやすいが、ブログ機能の柔軟性はWordPressに分がある」という声が多い印象です。
2. Wix(初心者向けオールインワン)
Wixはドラッグ&ドロップで操作できる、初心者向けのホームページ作成サービスです。日本語対応でデザインテンプレートが豊富です。
- 操作がシンプルで学習コストが低い
- 無料プランあり(広告が表示される・独自ドメイン不可)
- 有料プランは月額1,500円〜程度
向いているケース: 費用を抑えてまず試したい・HTMLやCSSを知らない方
3. ペライチ(1ページサイト・国産)
ペライチは1ページ完結型のホームページ作成サービスで、日本製です。予約フォームやSNSリンクの設置が簡単にできます。
- 1ページ(ランディングページ)の作成に特化
- 無料プランあり(広告表示・独自ドメイン不可)
- 有料プランは月額1,650円〜
向いているケース: まず1ページのシンプルなサイトを持ちたい個人・小規模事業者
4. Jimdo(シンプル・低コスト)
Jimdoは世界的に使われているホームページ作成サービスです。設定項目が少なくシンプルで、素早くサイトを公開できます。
- 無料プランあり(広告表示・独自ドメイン不可)
- 有料プランは月額990円〜(年払い)
- 操作がシンプルで迷いにくい
向いているケース: できるだけシンプルに最低限の情報だけ掲載したい方
5. Vercel(エンジニア・制作者向け)
VercelはWebサイトをクラウド上に無料でホスティングできるサービスです。Next.js・Astro・Nuxt・SvelteKitなど様々なフレームワークに対応しており、特定の技術に縛られずに高性能なサイトを構築できます。
- 表示速度が非常に速い(SEO面でも有利)
- 無料でホスティング可能(独自ドメインは別途必要)
- コーディングの知識が必要
向いているケース: エンジニアや制作会社が作る、高速・高品質なオリジナルサイト
Hiro Web Createでは、WordPressとVercelを用途に応じて使い分けています。WordPressはコンテンツ管理のしやすさ、VercelはサイトのパフォーマンスとSEO対応の高さが採用理由です。どちらを使うかは、お客様の更新頻度・ご予算・サイトの目的に合わせてご提案しています。
ツール別比較表
← 横にスワイプしてご覧ください →
| ツール | 技術知識 | 月額費用の目安 | デザイン自由度 | SEO対応 |
|---|---|---|---|---|
| WordPress | 中〜高 | サーバー代500円〜 | 高い | ◎ |
| STUDIO | 不要 | 無料〜980円〜 | 高い | ○ |
| Wix | 不要 | 無料〜1,500円〜 | 中程度 | ○ |
| ペライチ | 不要 | 無料〜1,650円〜 | 低い | △ |
| Jimdo | 不要 | 無料〜990円〜 | 低い | △ |
| Vercel | 高い | 無料(ドメイン別途) | 非常に高い | ◎ |
目的別:どのツールを選ぶか
「とにかく自分で手軽に作りたい・まず試したい」
WixやペライチまたはJimdoが向いています。設定項目が少なく、短時間でサイトを公開できます。ただし、SEO対応やデザインの作り込みには限界があります。
「自分で作りながらデザインにこだわりたい」
STUDIOが選択肢になります。ノーコードでも自由度の高いデザインが作れます。ただし、SEOの細かい設定やコンテンツ管理の柔軟性はWordPressに比べると制限があります。
「集客・SEO・デザインを本格的に整えたい」
WordPressで制作することが最もおすすめです。世界シェア40%以上を誇るWordPressは、SEO対応・デザインの自由度・コンテンツ管理のしやすさで現在も圧倒的な実績があります。「WordPressは難しい」というイメージがあるかもしれませんが、それは自分で管理する場合の話。制作会社に依頼すれば、操作の手間なく本格的なサイトを持つことができます。
どのツールを使うかより「どんなサイトにしたいか」を最初に整理しておくと、ツール選びや制作会社への相談がスムーズになります。
制作会社に依頼する場合のツール選択の注意点
制作会社に依頼する場合、どのツールで作られるかは会社によって異なります。契約前に以下の点を確認しておきましょう。
- 納品後に自分でコンテンツを更新できるか
- データを持ち出せるか(ツール変更・制作会社変更時に備えて)
- 月額費用が発生するか
特に「サービス依存型(Wix・STUDIO等のSaaS)」で作られた場合、そのサービスを解約するとサイトが使えなくなるリスクがあります。ホームページのデータをお客様の資産として持ち続けられるかどうかも、制作会社を選ぶ際の重要な判断基準です。
制作費・維持費の全体像については、こちらの記事も参考にしてください。
まとめ
ホームページはWordPress以外でも作れますが、目的によって適切なツールは異なります。
- まず手軽に試したい・自分で管理したい → Wix・ペライチ・Jimdo・STUDIO
- 集客・SEO・デザインを本格的に整えたい → WordPress(制作会社に依頼)
自分でノーコードツールを使う場合、気軽に始められる反面、SEOの作り込みやデザインの自由度に限界が生じることがあります。「Google検索から新規顧客を集めたい」「お店の世界観をしっかり伝えたい」という目的があるなら、制作会社に依頼してWordPressで作ることが結果的に近道になるケースが多いです。
「WordPressは難しそう」と感じている方でも、制作会社に任せれば管理の手間なく本格的なホームページを持てます。ツール選定の相談も含めて、まずはお気軽にご覧ください。
よくある質問(FAQ)
WordPressは時代遅れ・オワコンになっていますか?
現在もWordPressは世界シェア約42.5%を占める最大のCMSで、オワコンではありません。ただしセキュリティ管理の手間や表示速度の面でデメリットも指摘されています。個人事業主・小規模店舗の場合、ノーコードツール(STUDIO・Wix等)やVercelを使ったサイトの方が、管理の手軽さやコスト面で適している場合があります。
WordPress以外で無料でホームページを作れますか?
Wix・ペライチ・Jimdo・STUDIOなどは無料プランがあります。ただし無料プランでは独自ドメインが使えない・広告が表示されるなどの制限があります。SEOや信頼性の観点では独自ドメインの利用が重要なため、ビジネス利用では有料プランへのアップグレードが必要になるケースがほとんどです。
個人事業主・小規模店舗にはどのツールがおすすめですか?
集客・SEOを重視するなら、制作会社に依頼してWordPressで作ることがおすすめです。自由度・SEO対応・コンテンツ管理のしやすさで現在も最も実績のある選択肢です。自分で手軽に始めたい場合はWixやSTUDIOが取り組みやすいですが、SEOの作り込みには限界があります。

この記事を書いた人
Hiro Web Create
ホームページ制作・運用の支援を行っています。分かりやすさと、事業の想いが正しく伝わることを大切にしています。