ホームページは自分で作るか依頼するか|個人店オーナー向けに費用・時間・成果を徹底比較
公開日: 2026-05-17
「ホームページが必要だけど、自分で作るかプロに依頼するか迷っている」
美容室・飲食店・整体院などの個人店オーナーから、よくいただくご相談です。最近はWix・Jimdo・ペライチなどのホームページ作成ツールが増え、自分でも作れる時代になりました。一方で、プロに依頼すると数十万円かかるという話も聞きます。
この記事では、個人店オーナー目線で「自分で作る」と「プロに依頼する」の違いを、費用・時間・成果の3つの軸で具体的に比較します。さらに、自作で失敗しやすいパターンと、どちらが向いているかの判断基準もお伝えします。

まず結論:判断は「ホームページに成果を求めるか」で決まる
最初に結論をお伝えします。
- 集客・問い合わせ・予約を増やしたい → プロに依頼
- とりあえず名刺代わりのページが欲しい → 自作でもOK
- 3年以上運用する予定 → プロに依頼のほうが結果的にお得
ホームページは「作ること」自体は誰でもできますが、「成果を出すこと」はまったく別の話です。詳しい理由を以下で解説していきます。
ホームページを自分で作る:費用・時間・できること
自分で作る場合の費用
自分で作る場合の費用は、主に以下の3つです。
| 項目 | 費用相場 |
|---|---|
| ドメイン代 | 年間1,000〜3,000円 |
| サーバー代 | 年間5,000〜15,000円 |
| クラウド型ツール(有料プラン) | 月額1,000〜3,000円程度 |
クラウド型ツール(Wix・Jimdo・ペライチなど)の無料プランを使う方法もありますが、広告が表示される・独自ドメインが使えない・機能制限があるなどのデメリットがあり、ビジネス用途には基本的に向きません。
自分で作る場合の時間
意外と見落とされがちなのが「自分の作業時間」です。
- クラウド型ツールを使った場合:初期設定〜公開まで20〜40時間
- WordPressを使った場合:初期設定だけで10〜20時間、デザイン調整含めて50時間以上のことも
- HTML/CSSを自力でコーディング:100時間以上
公開後も月1〜2時間の更新作業が必要です。本業がある個人店オーナーにとって、この時間負担は決して小さくありません。
自分で作るメリット
- 費用を最小限に抑えられる
- 自分のペースで好きなように作れる
- 運用知識が身につく
- 細かい修正も自分でできる
自分で作るデメリット
- 完成までに大きな時間と労力がかかる
- デザイン・SEO・スマホ対応の品質に差が出る
- 集客につながる構成・導線設計が難しい
- 公開後の効果測定や改善も自分でやる必要がある
- 「途中で挫折」のリスクが高い
ホームページをプロに依頼する:費用・時間・できること
依頼する場合の費用
依頼先によって費用は大きく変わります。
| 依頼先 | 費用相場 |
|---|---|
| 制作会社(一般的) | 30万円〜100万円 |
| フリーランス | 5万円〜30万円 |
| サブスク型サービス | 月額1万〜3万円(3年で36〜108万円) |
買い切り型サービスは「サブスク型のような月額」「制作会社のような高額初期費用」のどちらも避けたい個人店オーナーにとって、選択肢として広がっています。
依頼する場合の時間
ホームページの内容や規模にもよりますが、一般的には1〜3ヶ月程度です。
依頼者側の作業は、原稿や写真の準備、ヒアリング対応、内容確認などで、合計5〜10時間程度に収まることが多いです。自分で作る場合(20〜40時間以上)と比較すると、本業に集中しながら進められます。
依頼するメリット
- 完成までの時間が短く、本業を圧迫しない
- デザイン・SEO・スマホ対応の品質が安定する
- 集客につながる構成・導線設計を任せられる
- 公開後の運用相談ができる
- 「途中で挫折」のリスクがない
依頼するデメリット
- 自作より初期費用がかかる
- 依頼先選びに時間がかかる
- 細かい修正にも費用が発生することがある
- 依頼先によっては月額や解約費用が発生する
個人店オーナー向け:自作と依頼の3年間総コスト比較
「短期的な費用」だけでなく、「3年間のトータルコスト」で比較すると、選択の見え方が変わります。
← 横にスワイプしてご覧ください →
| 自分で作る(クラウド型ツール) | サブスク型に依頼 | 買い切り型に依頼(フリーランス・小規模制作) | 買い切り型に依頼(制作会社) | |
|---|---|---|---|---|
| 初期費用 | 0〜数千円 | 0円 | 10〜30万円 | 30〜100万円 |
| 月額費用 | 1,000〜3,000円程度 | 1万円〜3万円 | 0円 | 0円 |
| 3年間の総額 | 約4〜11万円+作業時間 | 36〜108万円 | 10〜30万円 | 30〜100万円 |
| 解約費用 | なし | 残期間分が発生することも | 0円 | 0円 |
3年単位で見ると、月額固定費が発生しないぶん、買い切り型が結果的にコスト効率の良い選択肢になりやすいことが分かります。特にフリーランス・小規模制作サービスの買い切り型なら、自作との総額差を10〜20万円程度に抑えつつ、プロのデザイン・SEO・集客導線が手に入ります。
サブスク型のデメリットについては、別記事ホームページのサブスク型(月額制)のデメリットで詳しく解説しています。
「依頼したいが高額費用は避けたい」場合の選択肢
サブスク型の月額や制作会社の高額初期費用を避けたい個人店オーナーには、買い切り型・月額0円で対応しているフリーランスや小規模制作サービスを探すという選択肢があります。
買い切り型の主な特徴は以下のとおりです。
- 月額管理費・解約費用が発生しない
- 必要なときだけ更新を依頼できるスポット型対応
- ドメイン・データを自分で所有できる
依頼先を検討する際は、料金体系だけでなく、デザイン・SEO対応・公開後のサポート体制も比較してください。
なお、Hiro Web Createでも買い切り型のホームページ制作をご提供しています。「途中まで自作したが断念した」「集客につながらないので作り直したい」というご相談も歓迎です。
自分で作って失敗しやすい5つのパターン
ホームページ制作の現場で見てきた、自作でよくある失敗パターンを整理します。「依頼すべきか迷っている方」は、これらに当てはまるかを確認してみてください。
失敗1: 公開したのに問い合わせが来ない
ホームページを作ったものの、問い合わせや予約が増えないケースが最も多い失敗です。原因は「集客できる構成・導線設計」がされていないからです。
ホームページは「作ること」と「集客できること」はまったく別の話です。プロは「お客様が問い合わせしたくなる導線」を意識して設計します。
失敗2: スマホで崩れる・読みにくい
個人店のホームページ閲覧は大半がスマホ経由です(BtoCサイトではアクセスの80%以上がスマホというデータもあります)。Googleも2018年から「モバイルファーストインデックス」を導入しており、スマホで読みにくいサイトは検索順位にも影響します。
クラウド型ツールでも「スマホ表示」のチェックは必要ですが、テンプレートによっては崩れたり、押しにくいボタンになっていることがあります。
失敗3: Google検索で表示されない
「美容室 ○○市」など、地域名+業種で検索しても自分のサイトが出てこない——これはSEOの基本設計ができていないことが原因です。
タイトル・見出し・ページ構造・表示速度・モバイル対応など、SEOの基本要素を抑えていないと、検索結果に表示されません。プロに依頼するとこれらが標準で対応されます。
失敗4: 更新が面倒で放置している
「最初は頑張って作ったが、更新する時間がない」「気づけば1年以上更新していない」というのは、自作でよくあるパターンです。
更新されていないホームページは「閉店しているのでは」と思われるリスクがあり、信頼性を損ねます。
失敗5: 途中で挫折する
クラウド型ツールでも「想像以上に時間がかかる」「思った通りにデザインできない」「専門用語が分からない」などで途中で断念する方が多くいます。途中で挫折すると、それまでの時間と労力が完全に無駄になります。
依頼でも起こりうる失敗パターン
依頼すれば必ず成功するわけではありません。バランスを取るために、依頼でよくある失敗パターンも整理しておきます。
失敗1: 依頼先選びを間違える
「安いから」「広告を見たから」だけで決めると、デザインや対応品質が想定と違うことがあります。過去の制作実績・対応範囲・契約条件を必ず確認しましょう。
失敗2: コミュニケーションが噛み合わない
「何を伝えたか」が制作者に伝わらないまま進むと、完成後に大幅修正が発生し、追加費用がかかることがあります。初回ヒアリングで業種・ターゲット・希望デザインの方向性を具体的に共有することが重要です。
失敗3: 月額契約の縛りに気づかず契約してしまう
「初期費用0円」につられて契約したものの、月額・最低契約期間・解約金が想定外、というケースがあります。料金体系だけでなく、契約期間・解約条件・サイト所有権を契約前に確認してください。
依頼でも自作でも、「何を実現したいか」を明確にして選ぶことが、失敗を防ぐ最大のポイントです。
どちらが向いているか:判断チェックリスト
ご自身の状況に当てはめて、どちらが向いているかチェックしてみてください。
自分で作るのが向いている人
- ホームページに集客効果を期待していない(名刺代わりで十分)
- パソコン操作に慣れていて、新しいツールを覚えるのが好き
- まとまった作業時間(合計20〜100時間)が確保できる
- デザインや構成にこだわりがある(自分で形にしたい)
- 1〜2年で運用をやめる可能性がある
プロに依頼するのが向いている人
- 集客・問い合わせ・予約を増やしたい
- 本業が忙しく、ホームページに時間を割けない
- 3年以上ホームページを運用する予定
- デザイン・SEO・スマホ対応の品質を担保したい
- 「途中で挫折するかも」という不安がある
まとめ:迷ったときの判断基準
「自分で作るか、プロに依頼するか」迷ったときは、次の3つを基準に判断してみてください。
- ホームページに成果(集客・問い合わせ)を求めるか? → 求めるなら依頼
- 作業時間に20〜100時間を割けるか? → 割けないなら依頼
- 3年以上運用する予定か? → そうならコスパ的に依頼
特に個人店オーナーは、本業に集中する時間が何より大切です。ホームページに時間を取られて本業に支障が出るのは本末転倒です。
ホームページ制作で迷っている方は、まずはお気軽にご相談ください。「自分で作るのと、依頼するの、どちらがいいか」という段階のご相談も歓迎です。
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この記事を書いた人
Hiro Web Create
ホームページ制作・運用の支援を行っています。分かりやすさと、事業の想いが正しく伝わることを大切にしています。