飲食店のホームページに載せるべき情報と費用相場【2026年版】
公開日: 2026-03-31
飲食店のホームページを作りたいと考えたとき、「何を載せればいいかわからない」「費用はどのくらいかかるのか」と悩む方は多いです。
この記事では、飲食店のホームページに載せるべき情報を必須・推奨・差別化の3段階でまとめたチェックリストを中心に、費用相場や制作方法の選び方まで解説します。

そもそも「飲食店にホームページはいらない」は本当か?
ホームページを作ることに迷っているオーナーの方から「グルメサイトやSNSがあればいらないのでは」という声をよく聞きます。正直に言うと、状況によってはホームページの優先度が低いケースもあります。
たとえば、すでに予約が数ヶ月先まで埋まっている人気店や、地域の常連客だけで売上が安定している店舗は、今すぐホームページに力を入れる必要はないかもしれません。
一方で、以下のような状況であれば、ホームページの効果が出やすいです。
- 新規のお客様を増やしたい
- グルメサイトの掲載費用を抑えたい
- 「食べログ」や「Googleマップ」の情報だけでは伝えきれないこだわりがある
- 予約や問い合わせをオンラインで受け付けたい
グルメサイトは新規集客には強い反面、手数料や掲載費が毎月かかります。SNSは情報が流れやすく、過去の投稿を見つけてもらいにくい面があります。ホームページは一度作ってしまえば、正確な情報を24時間発信し続けられる自分のスペースです。どちらか一方ではなく、組み合わせて使うのが現実的な選択肢になります。
お客様がホームページで何を調べている?
飲食店のホームページを訪れるお客様の多くは、「今日か近いうちに行きたい」という意欲がある状態でアクセスしています。
スマートフォンで飲食店を探すときの行動フローを見ると、次のような流れが一般的です。
Google検索・Googleマップ
↓
営業時間・定休日の確認
↓
メニューと価格の確認
↓
写真で雰囲気を確認
↓
予約・電話・来店
この流れを見ると、営業時間・メニュー・写真の3点が最初に求められる情報だとわかります。これらが見つからなかったり、わかりにくかったりすると、そのままグルメサイトや別の店を探されてしまいます。
また、Googleマップで店舗を検索したとき、ホームページがあればそこへのリンクが表示されます。ホームページがない場合、Googleマップの情報だけでお客様が判断することになります。Googleマップの情報は限られているため、こだわりや雰囲気を伝えきれない場合があります。
飲食店のホームページに載せるべき情報とは?
掲載すべき情報を「必須」「推奨」「差別化」の3段階に分けて整理します。
【必須】営業時間・定休日・電話番号・アクセス
最も多くのお客様が真っ先に確認する情報です。これが見つからない・古いままになっているホームページは、来店機会を逃す原因になります。
- 営業時間(ランチ・ディナーで分かれている場合は両方)
- 定休日(不定休の場合はその旨を明記)
- 電話番号(スマートフォンからタップで発信できるようにする)
- 住所・最寄り駅からのアクセス方法
- Googleマップの埋め込み
営業時間や定休日が変わった際には、必ずホームページも更新することが大切です。古い情報のまま放置されているホームページは、お客様の信頼を損ないます。
【必須】メニューと価格
「どんな料理が食べられるか」「予算はどのくらいか」は来店を決める重要な判断材料です。
- 主なメニューと価格(全品目でなくても可)
- ランチ・ディナーのコース内容
- テイクアウト・デリバリーに対応している場合はその情報
価格を「時価」や「お問い合わせください」にしてしまうと、お客様が判断できずに離脱しやすくなります。大まかな価格帯だけでも記載しておくことをおすすめします。
【必須】料理・店内の写真
飲食店のホームページにおいて、写真のクオリティは集客効果に直結します。おいしそうに見える料理の写真、清潔感のある店内写真があるだけで、来店の後押しになります。
- 看板メニューの料理写真(できるだけ明るく鮮明に)
- 店内の雰囲気がわかる写真(カウンター席・テーブル席など)
- 外観・入口の写真(初来店の方が迷わないように)
スマートフォンのカメラでも十分きれいに撮れますが、料理撮影が難しい場合はプロカメラマンへの依頼も選択肢のひとつです。
【推奨】予約フォームまたはLINE誘導
電話が苦手なお客様や、営業時間外に予約したいお客様のために、オンラインでの予約・問い合わせ手段を用意しておくと機会損失を防げます。
- 予約フォーム
- LINE公式アカウントへの誘導
- 外部予約サービス(食べログ予約・Retty予約など)のリンク
「電話のみ」の場合、営業時間外の予約を取りこぼしている可能性があります。
【推奨】こだわり・コンセプト・店主の思い
グルメサイトやGoogleマップには書ききれない、お店のストーリーや食材へのこだわりを伝えられるのはホームページならではです。
- 食材のこだわり(産地・仕入れ先など)
- 料理のコンセプト・おすすめの食べ方
- 店主・シェフのプロフィールや開業の背景
特に個人経営の飲食店では、「このお店を選ぶ理由」を作ることが他店との差別化につながります。チェーン店にはないこだわりや人柄が伝わると、リピーターになりやすくなります。
【差別化】ブログ・最新情報・スタッフ紹介
余裕があれば取り組みたい、集客効果をさらに高める要素です。
- 季節のおすすめメニュー・新メニュー情報
- イベント・キャンペーン告知
- スタッフ紹介(接客スタッフの顔が見えると安心感が増す)
- 採用情報
ブログや更新情報はSEO効果もあり、継続的に情報を発信することで検索エンジンからの流入が増えやすくなります。ただし、更新が途切れると逆効果になる場合もあるため、無理なく続けられる頻度から始めましょう。
集客に強い飲食店ホームページのデザイン3原則
掲載情報が充実していても、デザインが使いにくいと離脱されてしまいます。飲食店のホームページを作る際に意識したい3つのポイントを紹介します。
1 スマートフォン対応(レスポンシブデザイン)を前提にする
飲食店を検索するユーザーの大半はスマートフォンを使っています。PCでは綺麗に見えても、スマートフォンで表示が崩れたり文字が小さすぎたりすると、そのまま離脱されてしまいます。
スマートフォン・タブレット・PCのいずれの画面サイズでも正しく表示される「レスポンシブデザイン」は、現在のホームページ制作における基本仕様です。
2 ファーストビューで雰囲気を伝える
ページを開いて最初に目に入る領域(ファーストビュー)は、お客様がそのまま読み進めるかどうかを決める重要な部分です。
料理や店内の写真を大きく配置し、一目でどんなお店かがわかるデザインにすることで、お客様の興味を引き留められます。テキストだけのトップページは印象が薄くなりがちです。
3 予約・電話への導線を明確にする
ホームページを見てもらっても、「どこから予約すればいいか」がわかりにくいと機会損失になります。
- 電話番号はページ上部・下部の両方に表示する
- 予約ボタンはタップしやすい大きさにする
- メニューページから予約ページへのリンクを設ける
「予約したい」と思ったお客様が迷わず行動できる設計を意識しましょう。
ホームページの制作をお考えの飲食店オーナーの方は、お気軽にご相談ください。Hiro Web Createでは、スマホ対応・SEO対策・Googleマップ搭載を含む飲食店向けホームページの制作を承っています。
飲食店のホームページ制作費用の目安と選び方
ホームページの制作方法は大きく3つあり、費用・手間・品質のバランスが異なります。
← 横にスワイプしてご覧ください →
| 方法 | 初期費用 | 月額費用目安 | 難易度 | 向いているケース |
|---|---|---|---|---|
| 無料ツールで自作(Wix・STUDIOなど) | 0〜数万円 | 0〜3,000円程度 | 中 | 費用を最小限に抑えたい・デザイン経験がある |
| テンプレート購入+カスタマイズ | 1〜5万円 | サーバー代のみ | 中〜高 | ある程度自分でカスタマイズできる |
| 制作会社・フリーランスに依頼 | 10〜30万円程度 | 0〜数万円 | 低(依頼するだけ) | 時間をかけずにクオリティの高いものが欲しい |
無料ツールの注意点として、「無料プラン」はデザインの自由度が低く、ツールのロゴが入る場合があります。実用的に使うには月額500〜3,000円程度の有料プランへの移行が必要なケースが多いです。
制作会社への依頼は初期費用がかかりますが、デザイン・SEO対策・スマホ対応・更新サポートがまとめて含まれることが多く、オーナーの時間的な負担が少ない点がメリットです。費用の相場について詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。
よくある質問
Q. 飲食店にホームページは必要ですか?
多くの場合、あったほうが有利です。グルメサイトや食べログへの掲載とは異なり、自分でコントロールできる情報発信の場になります。ただし、すでに予約が埋まっている人気店や、近所の常連客だけで成り立っている店舗は必要性が低いケースもあります。
Q. 飲食店のホームページに必ず載せるべき情報は何ですか?
最低限必要なのは「営業時間・定休日」「電話番号」「住所・アクセス(Googleマップ)」「メニューと価格」「料理や店内の写真」の5点です。これらが欠けていると、来店を検討しているお客様が離脱しやすくなります。
Q. 飲食店のホームページをおしゃれに見せるコツはありますか?
料理の写真クオリティが最も重要です。次に、ファーストビュー(最初に見える領域)で店の雰囲気・コンセプトが伝わるデザインにすることで、印象が大きく変わります。テキストだけのページより、写真を大きく使ったレイアウトのほうが飲食店には向いています。
Q. ホームページとグルメサイトはどちらに力を入れるべきですか?
目的が異なるため、両方を組み合わせるのが理想です。グルメサイトは新規のお客様を集める即効性があり、ホームページは正確な情報発信とSEO・MEO対策による長期的な集客に強みがあります。グルメサイトだけに依存すると掲載費用が固定費として重くなるため、自社ホームページも持っておくことをおすすめします。
Q. ホームページを作った後、どのくらいの頻度で更新が必要ですか?
最低でも営業時間・定休日・メニューの変更があった際は必ず更新しましょう。それ以外では、季節のおすすめメニューやキャンペーン情報を月1〜2回程度更新できると、SEO効果も高まりやすくなります。
まとめ

飲食店のホームページに載せるべき情報を改めて整理します。
必須(まず揃える)
- 営業時間・定休日・電話番号・アクセス・Googleマップ
- メニューと価格
- 料理・店内・外観の写真
推奨(できれば揃える)
- 予約フォームまたはLINE誘導
- こだわり・コンセプト・店主の思い
差別化(余裕があれば)
- ブログ・最新情報・スタッフ紹介・採用情報
まずは「必須」の情報を充実させることを優先し、余裕ができたら「推奨」「差別化」の要素を追加していくのがおすすめです。
ホームページの制作・リニューアルをご検討中の方は、お気軽にご相談ください。